3月 27th, 2016年
2016年第1回定例会 一般質問 業務委託(3)
業務委託の入札について、落札率100%の案件が18件(6.3%)、1者応札が9件(3.2%)という答弁でした。
競争の結果ということですのでそうなのかなとも思うところもありますが、またこれも指摘事項で「落札率が100%となっていることについて、主管課はその原因を十分に把握していなかった。落札率が100%となった入札について、その原因を調査するとともに、100%となった合理性を確認しておく必要がある。」一者応札についても、「より有利・有効な契約を行える余地がないかを検討する必要がある。」というような指摘もあります。
そもそも、なぜ落札率100%、一者応札が起こるのか。その点を問いました。
2016年第1回定例会 一般質問 業務委託(2)
一投目に対する答弁では、競争性・透明性の確保を図っているとのことでした。
しかし包括外部監査の指摘事項を見ていますと、
「一般競争入札及び指名競争入札で落札率が100%となっている理由を個別に調査したところ、参考見積を徴取した相手先が参考見積額で入札したためとする事案が見受けられた。参考見積徴取先と指名先が重なり、かつ落札率が100%となった事案について、翌年度入札にあたって参考見積書徴取先を競争入札参加資格者以外とするなど、入札のあり方を見直すことも必要である。」とあります。
また他の指摘事項では「本委託業務は一者応札となっている。応札者は本件設備の製造元の特約店であることから、町田市としては、他の事業者よりも技術的、また、部品等の安定供給面でも有利と判断している。しかしながら、なぜ一者からしか応札がないのか、なぜ他の特約店からの応札はないのか、特約店のみが業務を安定的・確実に行えるのか」など、落札率100%や一者応札についての指摘がありました。
このことについての考え方を問いました。
質問に対する答弁はこちら
白川哲也一般質問録画放映