2026年 1月
財政体質をかえる5つの取り組み
無駄を根元から絶ち、行政の財政体質そのものを改善する構造改革を推進し、町田の財政を根本からかえます。
1.コストの管理体制をかえる(公会計改革と可視化)
単なる予算の形式的な審議に留まらず、新公会計制度に基づく貸借対照表(B/S)および行政コスト計算書を精査。将来的な潜在債務や維持管理コストの増大を特定し、早期の対策を求めます。
2.費用対効果の基準をかえる(厳格な追求)
すべての公共事業および行政サービスに対し、投入コストに対する市民利益(アウトカム)を定量的に評価。費用対効果が基準に達しない事業については、廃止または抜本的な再編を求め、納税者の納得性を確保します。
3.インフラの維持管理をかえる(最適化)
学校・道路・橋梁等の老朽化に対し、ライフサイクルコストを最小化する更新計画の策定を徹底。場当たり的な修繕を排し、将来的な財政圧迫を未然に防ぐ予防保全型の管理体制へ移行させます。
4.行政運営をかえる(デジタル化・DX)
人海戦術に依存した業務フローをデジタル技術により再構築します。行政手続きのオンライン化を完遂し、事務コストおよび待機時間を削減。これにより創出した財源と人員を、真に支援が必要な市民サービスへと再配分します。
5.調達の仕組みをかえる(外部委託の適正化)
惰性で続く外部委託や契約をゼロベースで見直し、競争原理を徹底させます。単なるコスト削減ではなく、民間の専門性を最大限に引き出す適正な発注基準を確立し、支出の質を向上させます。
町田高校の同窓会
先日、町田高校の同窓会役員会に出席してきました。2万人を超える卒業生が参加するこの組織は、何よりも現役生たちの活動を支援し、母校の未来を支えることを目的としています。会議では、多世代の役員が集まり、後輩たちのために私たちができる具体的なサポートについて熱い議論が交わされました。卒業生の層の厚さを現役生の力に変えていけるよう、今後もこの強固なネットワークを大切にしていきたいと感じる貴重な機会となりました。

町田市民病院について
私は直近の町田市議会第4回定例会でこの町田市民病院の件について取り上げています。町田市民病院は町田市に対し20億円の借入を行いましたが、これは運転資金や設備資金といった前向きな資金ではなく、事業継続のため赤字補てんのためのセーフティネット資金に近い性格です。町田市民病院は2023年度に約9億円、2024年度に約16億円の純損失を計上し、今年度末には20億円以上の純損失、約24億円のキャッシュフロー減少が見込まれており、経営状況はまったなしの状態にあります。市側は、物価高騰や診療報酬制度の制約により、医業収益が増加しても費用増がそれを上回っているという構造的な課題を認めています。
町田市民病院の経営改善のための具体的な取り組みについては、収益増加策と費用削減策の両面から以下の自助努力を進めていると説明がありました。費用削減策では、診療材料や医療機器の共同購入を徹底し、2024年度に年間約6,000万円のコスト削減を達成され、また、東京都の補助金(生産性向上・職場環境等整備支援事業)を活用し1,760万円の補助を受け、医療職の勤怠管理システムを導入し業務効率化を図っている点について確認しました。収益増加策については、自由診療ではなく保険診療を基本とし、地域医療への役割に基づいた救急患者の受け入れ強化や紹介患者の受け入れを重点的に推進する方針が示されています。
赤字幅広がっている最大の要因は、経営改善の最重要指標である病床利用率が、中期経営計画の目標85%に対し、2024年度実績で71.0%(休棟分を除いても76.9%)に留まっています点です。病院側は、今後はより高度な下部消化器系の検査・処置へのシフト、ダヴィンチ手術の積極的な発信、救急受け入れ体制の強化で改善を目指すと答弁がありました。また、市は総額2,000万円を投じる2カ年の経営基盤強化支援業務を外部コンサルタントに委託していることを確認しています。
地方公営企業法の全部適用を受ける町田市民病院には、町田市民の生命と健康を守る公的使命を維持するとともに、主体的な経営努力をもって財政を健全化させる責任があります。このため、黒字化に向けた具体的な想定と、主要な改善策の効果を数値化した上で、明確な目標と行動計画の早期設定が必要です。実効性のある具体的な道筋を数値で管理し実現することで、市民の信頼に応え、この地域に不可欠な公立病院の安定的な経営基盤が確立されることを期待しています。












